神経痛、自律神経の調整

鍼灸(しんきゅう)・はりきゅうとは

現代社会で生活していて、ストレス、アレルギー、慢性疲労、生活習慣病(またはその予備軍)を感じていない人は少ないです。
他にも薬の服用を控えたい、外科的処置は最後の手段にしたい、病気ではないけれど「何となく不調」。
こういった悩みを抱える方に今注目されているものが鍼灸です。

どんなことをするの?

鍼灸は非常に細い金属の「鍼(はり)」や、もぐさを使った「灸(きゅう)」で、体の「ツボ」、「筋肉」、「反射点」に刺激を加える事で、いろいろな疾患・病気の予防・治療を行う施術です。
身体のバランスを整え、本来持っている治癒力を引き出すため、人の身体にやさしく、副作用の少ない治療法として、予防医学・アレルギー治療・美容・スポーツ分野など、様々な分野で注目されています。

鍼や灸ってどんなもの?

けんえいで使われている鍼(はり)は、“ディスポーザブル( 使い捨て)”鍼を使用しています。消毒滅菌されて梱包されたディスポーザブル鍼は、一回使用ごとに廃棄されます。鍼(はり)は、通常、直径0.12~0.18mm程度の極めて細いステンレス製の鍼を使います。ステンレスは人体への刺激が少なく、一回使用する度に廃棄する為、安心で衛生的です。

けんえいで基本的に使用する灸(きゅう)は皮膚にのせて燃やすのではなく、もぐさを筒に入れ棒で押し出して皮膚に貼る間接灸を使います。灸(きゅう)はもぐさを燃やして使います。原料はヨモギで、昔から薬草として用いられてきたことの他に、点火しやすく消えやすく、温度が適当です。そしてもぐさは温度が徐々に上がってゆくため、たとえ熱くなってもそれほど熱く感じません。ゆっくり温度が下がっていくため心地良い温熱効果が続き、ツボは内臓と深く繋がっており、からだの内側から温めることができます。また、症状によっては直接灸といってお米の粒よりも小さくしたもぐさを、皮膚に直接のせて燃やしたりもします。

どんな症状の方が受けるの?

普段鍼灸は、肩こりや、腰痛がひどくなった時にやるといいと思われていることが多いです。ですが、鍼灸の効果は他にも多くのつらい症状や病気に効果があります。鍼灸の効果が人の本来ある自然治癒能力を高めるため単純な筋肉の張りを改善する、だけでなく体質の改善に繋がるからです。WHO(世界保健機関)で鍼灸療法の有効性を認めた病気としては、次のものが挙げられています。

神経系 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系 気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分秘系 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖、泌尿器系 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい